「ジオラマ」とは、鉄道を走らせる情景模型のことです。「ジオラマ」と呼ぶ以外にも別名、「ダイオラマ」や「ディオラマ」とも呼ばれています。
ジオラマにおいては、実際の建物や周辺環境、背景などを立体的に表現する方法で鉄道縮尺模型での展示方法の一つなのです。
ジオラマは、ある程度の大きさの台の上に発泡スチロールなどで風景を作り、土を乗せたりミニチュアの木を植えたりと実際の風景を作ることが基礎となってきます
そして、その風景の上に鉄道の線路を引いたり駅などのジオラマセットを造っていきます。
ただし、実際の車両は固定されており、この手法もジオラマの特徴なのです。
ジオラマは鉄道車両だけではなく、レールや駅のホームやビル・家・道路などの生活する空間や鉄道に関する物を全て縮小して製作するので、繊細な技術も必要とします。
現代の鉄道の風景はもちろんのこと、昭和のちょっと懐かしいシーンや、逆に、未来の架空の鉄道と言う風に、ジオラマを製作する種類は膨らんでいきますが、全ての過程において鉄道車両を中心とした周囲の風景を正確に縮小し、再現していくのです。
また、ジオラマの製作にこだわればこだわるほど製作費用も大きくなってきます。
「鉄道模型」というジャンルは当初、ヨーロッパから伝わったもので古くは幕末に蒸気機関車の模型を贈られ、 日本幕府側が大変驚いたというエピソードが残っています。
エピソードからも判るように、ジオラマの製作をする際には、いかに本物そっくりに近づけるか、また、細かい作業も必要とされてくるのです。